背負いの美学

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PACKBOARD
1940's ver 《ラベル》

PACKBOARDは1943年頃に制式採用された。 画像のタイプはショルダーストラップの左側にクイックリリースが付いているが、 付いていないタイプなど数タイプ存在している。 主にアメリカ軍の陸軍一般兵や海兵隊で砲弾、無線機、弾薬箱などの重量物の運搬に使用していた。 合板製のこのパックボードは真っ直ぐな平面に大きな3つの横長の穴があり、 運搬の際はその穴にスチール製のカーゴ･アタッチメント（下記参照）を装着し、 ロープ（下記参照）、もしくはカーゴ･ストラップ（下記参照）で 固定するようになっている。 また通気性を確保する為と重量の負担を軽くする為に 背中側のキャンパス製の布と合板製の板の間が空間になっている。 ショルダーストラップはサスペンダーパットも装着することができ、 左側のショルダーストラップがクイックリリースになっているタイプは、 緊急時に素早く脱着出来るようになっている。 補足になるがFIELD PACK（HAVER SACK）、FIELD PACK、 LIGHTWEIGHT RUCKSACのリュックサック部分を 装着している画像を見る事が出来る。 またカーゴ･アタッチメントは60年代まで製造（発注）している。

1950's ver 《ラベル》

全体を1940's verと比べてみると、 1940's verでは底辺がストレート状になっているのに対し、 1950's verはカーブ状になっている。 また1950's verではショルダーストラップを通す横長の穴（上から二段目）が追加されている。

カーゴ･アタッチメント 《ラベル》




カーゴ･ロープ




カーゴ･ストラップ