背負いの美学

M1941 FIELD PACK（HAVER SACK）
コットン製ODタイプ《ラベル》

M1941 FIELD PACK（HAVER SACK）は1941年頃に制式採用された。制式名称はM1941 FIELD PACK CANVAS COMBAT。

画像のタイプはコットン製ODタイプになり、ODタイプ以前は色違いのカーキタイプ、カーキOD混合タイプも存在する。またこのコットン製とは別にナイロン製（下記参照）が存在する。さらにM1941 FIELD PACK（HAVER SACK）と連結して使用するM1941 CARGO BACK（HAVER SACK / 下記参照）が存在する。主にアメリカ軍の海兵隊が使用していた。

コットン製のこのリュックサックは長方形の袋を半分に折りこむ形状になっている。フックを引っ掛けるハトメ部分とストラップが付属しており、様々なアイテムを取り付けることが出来る。

補足になるが容量の少なく、開閉が不便だったM1941 FIELD PACK（HAVER SACK）は不評で、兵士の中にはRANGER RUCKSACKなどを入手し使用していた。またラベルでは「M1941 FIELD PACK CANVAS COMBAT（M1941 USMC）」とプリントされているものも存在する。

ナイロン製《ラベル》

制式名称はM1941 FIELD PACK COMBAT MC。

全体をコットン製ODタイプと比べてみると、コットン製では材質がコットンなのに対し、ナイロン製は材質がナイロンになっている。

M1941 CARGO BACK（HAVER SACK）
コットンODタイプ《ラベル》

M1941 CARGO BACK（HAVER SACK）はM1941 FIELD PACK（HAVER SACK）と共に1941年頃に制式採用された。制式名称はM1941 FIELD PACK CARGO。

画像のタイプはコットン製ODタイプになり、ODタイプ以前はカーキタイプ、カーキOD混合タイプも存在する。主にアメリカ軍の海兵隊が使用していた。

コットン製のこのパックは長方形の袋を半分に折りこむ形状になっている。 CARGOとなっているだけに収納を目的としており、アイテムを取り付ける所が少なく、このパック単体では背負うことは出来ない。

補足になるがM1941 FIELD PACK（HAVER SACK）と共に装着している画像はあまり見る事が出来ない。またラベルでは「M1941 FIELD PACK CANVAS CARGO（M1941 USMC）」とプリントされているものも存在しており、確証は無いがナイロン製も存在すると言われている。