ナムナムへの道3！

-US MARINE-

�@・・ODジャングルファティーグ。

ODジャングルファティーグ(ズボン)はベトナム戦争中、大きく別けると 初期、中期、後期、最後期タイプに別れ、画像は後期タイプ。 初期、中期、後期、最後期タイプの違いは、初期タイプはすべてのボタンが露出しており、 ボタンは光沢タイプ。中期タイプはポケットのボタンが隠れ、 腰の調節用のボタンのみが露出しており、ボタンは光沢タイプ。 後期タイプはすべてのボタンが隠れ、光沢タイプとつや消しタイプが併用されている。 最後期タイプは生地にリップストップ（破れを阻止する為の縦目、横目の糸）が入り、 ボタンはつや消しタイプになっている。又、最後期タイプは別名リップストップタイプと呼ばれ、 それに対し、初期、中期、後期タイプはノンリップタイプとも呼ばれている。 NAM戦時以降のタイプ（尻や肘に補強の布がある）は異なるので注意。

�A・・M1956マガジンポーチ。

M1956マガジンポーチはベトナム戦争中、大きく別けると初期、後期、20連タイプに別れ、 画像は初期タイプ。初期、後期、20連タイプの違いは、 初期タイプは表面にプレートが入っており、キャンパスタブ（矢印）の所にハトメが付いている。 後期タイプはプレートとハトメが無くなっており初期タイプに比べると柔らかい感じになっている。 20連タイプは20連マガジンの大きさにあわせ初期、後期タイプに比べ長さが短くなっている。 20連タイプは初期、後期タイプの後に生産されているが少量しか生産されず使用量も少ない。

�B・・M1942ファーストエイド・ポーチ。

M1942ファーストエイド・ポーチはベトナム戦争以前から使用されていたタイプ。 古い形式の装備の為、ピストルベルトのハトメに引っかけるフック式になっている。 海兵隊は古い装備を好んで使用する場合が多い。色はOD。

�C・・M1961ピストルベルト。

M1961ビストルベルトはベトナム戦争中、大きく別けると 初期、後期タイプに別れ、画像は初期タイプ。初期、後期タイプの違いは、 初期タイプが横目のラインになっており、後期タイプは縦目のラインになっている。 M1961マガジンポーチ(M14マガジンポーチ)が着用できるスナップファスナーが付いているのが特徴。 又、別名海兵ベルトとも呼ばれている。ベトナム戦争中の海兵隊における独自のアイテム。

�D・・M26ハンドグレネード。

M26ハンドグレネードはマガジンポーチの横に取り付けている場合が多い。 ベトナム戦争中もっとも使用された手榴弾である。 上端部にイエローラインをいれてるタイプが多い。 又、別名レモンタイプとも呼ばれている。

�E・・M17ガスマスク。

M17ガスマスク(ケース)はベトナム戦争中、大きく別けると初期、中期、後期タイプに別れ、 画像は中期タイプ。初期、中期、後期タイプの違いは、初期タイプにはケミカルマークと M17が表記されており、中期タイプはケミカルマークが無くM17と表記されている。 後期タイプは中期タイプと同じくNAM戦時以降のタイプはケミカルマークが無くM17A1と表記されている。 （M17A2と表記されている物や、ストラップ等がナイロンで出来ている）は異なるので注意。