病んでいる人々？ 4
−要冷凍−これは私と私の家族のお話。
実家に帰ると居間から母が顔をだした。
母：「あなた宛に宅急便でラーメンが届いているわよ。」
私：（へ？宅急便？ラーメン？）
まったく心当たりが無く、疑問に思った私は母親に聞いてみた。
私：「宅急便？なんだそれ？」
母：「あなた宛に届いたのよ。冷凍庫に入れてあるわよ。」
私：「何？俺宛にラーメンが届いているの？」
全然話が見えなく疑問に思っていると、祖母が・・、
祖母：「もう、大きすぎて入れるの大変だったわよ。」
私：「なに？ばーちゃんが入れてくれたの？なんで冷凍庫にいれてあるの？」
祖母：「だって要冷凍って書いてあったわよ。他の物を出してまで入れたわ。」
母：「明日の昼はラーメンに決定ね。たまにはあんたも気が利くじゃない。」
どうやらほんとに私宛にラーメンが届いているらしい。
それも要冷凍とは本格的な生麺ということだ・・・。
確かに私は麺類が大好きだが・・、全然貰う心あたりが無い。
しかし現に宅急便は届いている。
一体誰が送ってくれたのだろうか？チームの奴か？
私：（誰が何を送ってくれたのだ・・本格麺・・・）
と思いつつ私は再び祖母に聞いてみた。
私：「差出人は誰だった？？」
祖母：「うーん、見てないわ。」
すると母が冷凍庫からダンボールを取り出し、中身を空けはじめた。すると母が・・
母：「きゃー、これ麺じゃないわー、何これ！！」
母がダンボールから出したものはNAM戦時の特徴を現すOD色のコットン装備だった！
私は思わず我目を疑った！！
私：（うおおおお、俺の装備品じゃん！！なぜ故冷凍庫に！）
ダンボールに目をくれると確かに本格麺、要冷凍と書いてある！
私は驚愕しつつ思い出した。実は私のリンクページにリンクしてある伊覇軍払い下げ品店さんから
ある軍装品を購入したのだがそれが届いていたのだあった。
（話はすべてつながった・・・・）
私の目の前にはきんきんに冷え切った装備が並んでいる・・・。
すると祖母が・・、
祖母：「これでは食べれないわねー！はははっはー。」
私：（うーん、そりゃ食べれないぜ、ばーちゃん・・・・・)
呆然としつつ宅急便の用紙を目をやるとそこにはちゃんと装備と書いてある。
私：（伝票をちゃんと見ろよ！ばぁーちゃーーーーん！）
私の心も思わず凍った出来事だった。恐るべし我が家族！！
