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米陸軍RANGER/1970年頃の設定

LRPから制式に編成された第75RANGER中隊。 装備はM1956装備をベースに現用装備の原型となるM1967装備を組み合わせた混合装備。 M1956装備はベトナム戦争中、大きく別けると初期、後期（M1956、M1961）タイプに別れ、 ベルト、コンパスポーチがM1956装備の後期タイプ。 H型サスペンダー、マガジンポーチ、水筒カバーがM1967装備で、 M1956装備がコットン生地に対しM1967装備はナイロン生地になっている。 ナイロン生地は軽く、丈夫な上、乾きやすいという利点があった。 M1967装備（水筒カバー、コンパスポーチのみ）は ベトナム戦争中、大きく別けると初期、後期タイプに別れ、画像（水筒カバー）は初期タイプ。 初期タイプの大きな特徴としてはボタンがプラスチック製になっている。 それに対し後期タイプは真鍮製になっている。 M1967装備の支給は限定的で完全セットで支給されることは無く、 画像の様に混同で着用されているのを見る事が出来る。 また正面に30連マガジンポーチを着用しているが、 実際にはあまり見る事が出来ない。 ナイロン装備を着用するのであれば特殊部隊系、尉官レベルなどで コットン装備と組み合わせて着用するのがベター。 手榴弾はM67手榴弾。通称アップル型。アップル型はベトナム戦争後期から支給が始まっている。 リュックサックはトロピカルリュックサック。主に特殊部隊系に支給され、 ベトナム戦争後期になると一般部隊も少数ながら使用している。 リュックサックに付いている円筒はWHITE STARと呼ばれる照明弾。 数種、数タイプが存在する。 服はリップストップ（破れを阻止する為の横目縦目の糸）が入っているリーフジャングルファティーグ。 リーフジャングルファティーグはベトナム戦争中、大きく別けるとノンリップ初期、ノンリップ後期、 リップストップ初期、リップストップ後期タイプに別れ、画像はリップストップ後期タイプ（通称後期リーフ、ブラウンリーフ）。 リップストップ後期の大きな特徴としては色が茶系の強いリップストップになっている。 それに対しノンリップ初期タイプ（通称最初期ノンリップグリーンリーフ）は色が黄の強い緑系のノンリップ、 ノンリップ後期タイプ（通称ノンリップグリーンリーフ）は色が緑系の強いノンリップ、 リップストップ初期タイプ（通称初期リーフ、グリーンリーフ）はノンリップ初期タイプがリップストップになっている。 またブラウン生地とグリーン生地が混合しているタイプも数多く存在する。 ハットは服と同じパターンのローカルメイドのハット。 ブーツはジャングルブーツ。 ジャングルブーツはベトナム戦争中、大きく別けると初期、中期、後期タイプに別れ、 画像は後期タイプ。 銃はマルイさんでいうXM177E2。E2は特殊部隊系を中心に支給され、 それ以前に使用されていたはE1は一般部隊へと支給され尉官レベルなどで使用されていた。 ベレーと言えばグリーンベレーが有名であるが、彼らが緑のベレーを着用しているのに対し、 RANGERは黒いベレーを着用している。 余談であるがこの当時はブラックベレーは非公式であり、 他に海兵隊の偵察部隊RECON、SEALSなども着用している。

※装備の説明はナムナムへの道を参照して下さい。