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米陸軍LRRP/1966年頃の設定

陸軍の長距離偵察パトロール。LRPとも言う。 LRRPは当時の戦況から情報収集の重要性を感じた各歩兵師団が独自に構成したものであり、 主に各師団の一般兵で構成されていた。後にLRPになり、第75RANGER中隊へと編成されていった。 装備はM1956装備をベースにM1956装備以前の装備を組み合わせた混合装備。 M1956装備はベトナム戦争中、大きく別けると初期、後期（M1956、M1961）タイプに別れ、 H型サスペンダー、コンパスポーチ、マガジンポーチがM1956装備の初期タイプ。 腰に着用しているはM1937BARベルト、右腰のM1943キャンティーン(水筒カバー)、 左腰のM1942ファーストエイドポーチなどはベトナム戦争以前から使用されていたタイプになる。 M1937BARベルトは20連型マガジンが多数収納出来る為、特殊部隊系がよく着用している。 ベトナム戦争中はベトナム戦争以前から使用していた物を着用している画像を見る事が出来る。 左肩に空軍支給のサバイバルナイフを付けている。 特殊部隊系では数多くのナイフが使用されており、 この他にも海兵隊支給のファイティングユーティリティナイフ（Kバーナイフ）やガーバー社、 ランドール社、SOG社製などのナイフが見る事が出来る。 手袋はM1950レザーグラブで特殊部隊系がよく着用している。 手の甲のあたりがスエードぽくなっているものは戦後品である。 また手袋では他に飛行士用のノーメックス製も稀に着用している。 リュックサックはLRRPリュック。 LRRPリュックは当時、使い捨てが出来るバック、大型バックが存在しなかったなどの理由で、 特殊部隊系が各個人で購入していたローカルメイドリュック。 中国軍のリュックが原型とされ、現地製から日本製まで存在した。 さらにこれが原型となりARVNリュックサック、トロピカルリュックサックへと発展していったと言われている。 リュックは他にARVNリュックサックや解放軍リュックサックを着用している。 服はタイガーストライプ。 タイガーストライプは南ベトナム製から台湾、タイ、フィリピン、日本製と多数存在し、 様々な模様を見ることが出来る。 米軍では制式採用はされておらず、山岳民族に支給するものや、 南ベトナム軍で制式採用されていたものを特殊部隊系の各個人が購入し着用していた。 その理由として当時、迷彩パターンが支給されなかった為、 その迷彩効果に目を付けた為と考えられる。 しかし、耐久性や粗雑等の問題からリーフパターンが支給されると、 そちらに移行していった。 ハットは服と同じパターンのローカルメイドのハット。 ブーツはジャングルブーツ。 ジャングルブーツはベトナム戦争中、大きく別けると初期、中期、後期タイプに別れ、 画像は中期タイプ。 銃はマルイさんでいうM16ベトナムタイプ。 迷彩、消音、反射を押さえる効果を出す為、ODテープを巻いてある。

※装備の説明はナムナムへの道を参照して下さい。