ベトナム人民軍の中国軍五五式軍服似の折襟５ボタン常勤服は
83年頃に開襟ネクタイ式に変わりますが（軍装研究例にも紹介されてますね）、
この開襟ネクタイ式になった後も略帽を被ったり襟章のみをつけたり、
略綬もメダルも何もつけない等と言った折襟式で見かけた着用方法は行われてるのでしょうか？
またこの開襟式の場合ネクタイの色は黒色のはずですが
茶色（と言うよりカーキ？）のネクタイをしている姿も見たことがあるのですが
この違いは年代の違いでしょうか？又は全然違う軍装なのでしょうか？

新参者の上まだベトナム人民軍軍装に関しては分からない事ばかりですがどうかご教示願います。

はじめまして。当方では最近は中国軍物の収集の方が熱を帯びています（爆）。
ベトナム人民軍の軍装規定は1958年と1982年の２つの制定年に別けられると思います。簡単に考えますと58年規定は中国の影響が強く、82年規定は旧ソ連の影響が強いと言えます。ここではご指摘の82年規定の開襟服に絞って書きますが、通常の人民軍軍装の種別は「戦闘服」「常勤服」「礼服」の３通りです。「戦闘服」の場合、よく知られていて写真などで見ることが多い、戦時服です。これはそほど説明は必要ないかと思います（説明しだすとキリがない・爆）。
「常勤服」は旧ソ連軍をイメージしていただければ解りやすいと思いますが、
これがカーキシャツ、カーキネクタイ、通常兵科章、開襟ジャケットの姿に『本来』なります。略帽（ピークキャップの方が通りが良いかも）も本来常勤服時に使用するものです。
「礼服」は式典などの人民軍兵士、士官をイメージしていただければ解りやすいと思いますが、白シャツ、黒ネクタイ、礼装徽章、開襟ジャケットの姿になります。
ご承知の通り同じ開襟制服でも勤務時と礼装時で『本来』違うはずなのです。
しかしながらベトナム人民軍らしいのは「常勤服」と「礼服」の区別、線引きが下の階級になればなるほど曖昧になる事です（そこが魅力だ・爆）。ですから「その姿はありえない」とは断定できません。
まぁ最近は「常勤服」と「礼服」を概ね正しく区別ようです。一番無法状態だったのが82〜89年の間だったような気がします。

・・・・ベトナム人民軍に興味のある同志って稀です（核爆）。
規定関係もだいぶ電子テキスト化してありますので、この辺もサイトに載せて行きたい所ですが（現状、説明不足かつごちゃごちゃ）、本当に興味のある同志がどれだけいるか疑問ですし、本線である抗米戦時の英雄的ベトナム人民軍から外れて行く気がして・・・アップしていません。私の偏見ですが（結局はそれです）。

では、失礼致しました。

http://www.indochina-war.com

＞ベトナム人民軍に興味のある同志って稀です（核爆）。
言われてみればそうかもしれませんね。
と言うより共産軍に興味ある同志自体結構少なめですよね
私は元々ソ連軍・中国人民解放軍等が好きで
まぁ…やはり似ている物には興味が湧いてしまうものです。
ベトナム人民軍の折襟常勤服は人民解放軍五五式軍服に本当に良く似てますしね。
ベトナム人民軍の方は最近興味を持ちまして
とりあえず開襟服一式を手に入れたのでやってみよう、と。

ありがとうございました。 

その他の条件としては、連絡確実な方。東京都内で打ち合わせできる方。
ベトナム人民軍・解放戦線（ベトコン側）資料に多少なり興味のある方。

まぁ色々今後の案件がありますので、興味のある方はご連絡下さい。
kutsuki@indochina-war.com

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