米軍歩兵の狙撃手の写真って一回も見たことがないのですが。
陸軍一般歩兵の狙撃手はどのような装備だったのでしょう。
銃はM40、M700とかボルトアクションのを色々聞きますが、
M16A1にスコープを載せて狙撃銃にすることもあったのでしょうか？
LRRPがナイトヴィジョンの載せている資料を見たことはありますが、
M16は首が弱いので狙撃には向かないとかよく聞きます。
どこかのＨＰでM653を狙撃銃にしたとか書いてあったりしたのですが。

銃以外の装備は一般歩兵と同じでいいのでしょうか。

どうぞよろしくお願いします。＜（＿＿）＞

>米軍歩兵の狙撃手の写真って一回も見たことがないのですが。
私的には陸軍や海兵隊の一般兵での狙撃手はあまりベターではないと思っています。
狙撃手という役割であればどちらかというと特殊部隊系のイメージが強いです。
画像ではスコープ等を乗せた一般兵も見ることができますが、
ただ単に狙撃の必要性があった、または遠くを見るために使用しているといった感じではないでしょうか？
その為、M16などにスコープを載せている画像も見る事ができます。
またレミントンM40・M700は海兵隊の狙撃手のイメージが強く、
陸軍であればM14（M21）の方がベターかなという気がします。

>どこかのＨＰでM653を狙撃銃にしたとか書いてあったりしたのですが。
うーん、M653自体も狙撃銃になるとは思いますが、
M6○○シリーズはベトナム戦争中はあまりベターではありません。
一般兵であれば使わないほうがよいと私は思います。

>装備は一般歩兵と同じでいいのでしょうか。
装備に関しては一般兵であれば通常と同じでよいのではないでしょうか？？？ 

ライフルは海兵隊ならM40,M700レミントンライフル（サポートライフルでM21も有り）
陸軍ならM21（M14スコープ付）が写真資料等で確認されます。

M16系では試験使用で1967年以降にM656（M16A1のヘビーバレルタイプ、シオニクスサウンドサプレッサー＆レザーウッドリアリスト3〜9倍スコープ）があったと資料にはあります。
多分、一般部隊では使用されず特殊部隊等での試験運用であったと思われます。

ちなみにM653は一般的にバーンズタイプと呼ばれる形でXM177E2の発展型で、
ナム戦以降のレンジャー部隊で多く使用されているタイプで
後にM727アブダビカービン→M4カービンに発展します。

狙撃は敵指揮官、要人暗殺が主な任務と思われ確かに特殊部隊的な感じがします。
狙撃手と観測手（サポートライフル手）の2人以上で（単独で行動する事は無い）と思います。
敵陣深くに浸入する任務ならLRRPのように重装備になるでしょうし
ヒット＆ウェイを主眼にするならシールズのような軽装備とケースバイケースだと思います。

ナム戦時は現在のようなギリースーツはなく、せいぜい現地の草、葉で偽装する程度。

特別な物は観測手の双眼鏡ぐらいで後は一般的な装備の組み合わせで良いのではないでしょうか。
 
 
 
 

ありがとうございました。